[学校訪問記]洗足学園小学校(2022.1.11)

こんにちは、MBキッズカレッジ校長の青木みのりです。

2021年秋に行われた2022年4月入学者選抜のための小学校入試が終わって間もない年末クリスマスシーズンに伺ってまいりました!

川崎市溝の口にあります洗足学園小学校です。

青い空に近代的な建物が印象的

こちらは神奈川県の私立小学校入試でも大変有名な学校ですね。「生徒全員が中学校入試に向かう共学小学校」で、難関中学校への進路実績がダントツのスゴイところです。

もう、毎年公開されているこの実績たるや!男子40人、女子40人の合計80人が叩き出す驚愕の成績。スゴイのは「合格実績」だけでは無く「進学実績」まで公開しているところ。

中学受験実績が人気を呼び、神奈川の私立小でも大変な人気校です。そして一説には「都内難関小学校の登竜門」とも言われる洗足学園小学校です。


入試難易度もかなり高く、洗足学園小学校から合格をいただくためには、それこそ小学校受験者層の中でもトップオブトップのお子さんたちと合格を競い合わねばならないイメージ、そんな小学校です。


とはいえ生徒さんたちはガリガリの勉強ばかりしているわけではなく、広い緑の芝生の校庭で思い切りはしゃいで遊ぶ姿もあれば、洗足学園音楽大学の専門講師の元、児童オーケストラ活動で素晴らしい演奏を聞かせてくれる姿もあります。


洗足学園小学校へ抱く私のイメージとしては、やっぱりとても都会的で洗練されたイメージとでも言いましょうか。


先生方もとても穏やかで非常に知的で、本当に佇まいが「シュッとしている」感じです。(←伝わりますかね・・・)

2021年秋の倍率

さて、本題です。洗足学園小学校では、今年2022年の秋に行われる入試で変更点があります。


入試形態を変える、ということは結構大変なことだと思うのですが、それでもなぜ変更されたかというと「希望者が増えており、従来の入試形態だと対応できなくなってきたため」ということです。


!!!


今からひと昔前(詳しく言うと12年前)には、男女合わせて300人ほどの希望者だったとのことですが


2022年入学者選抜の入試(2021年の秋入試)ではなんと、出願者数707人。この12年で倍以上です。


ナゼ?と言うのは、首都圏の中学校受験熱が高まっているから。詳しくは過去記事へ
https://www.mom-n-baby.net/aoki/archives/3208
https://www.mom-n-baby.net/aoki/archives/1067


洗足学園小学校の男女比を見ると、ほぼ1:1位の割合で、共学としての男女比バランスは良いかと思います。


中学受験を志す男子からしても大変魅力的な学校ですが


女子には特に「小学校6年生の12月に洗足学園中学校への内部入試に合格したら、その合格資格を保有したまま他校への受験ができる」という、直前期の中学受験生にとってはバツグンの安心感が得られるシステムとなっています。



洗足学園中学校はフェリスと並んで神奈川の女子最難関校とも言われているようですが、小学校から中学校への内部入試を突破するのにもかなり勉強しないと合格できないとは伺っています。


それでも一般の小学校から洗足学園中学に入ろうと思ったら偏差値65は必要だとのことで、中学受験の場においても、最難関の一つ、相当高い学力を持った女子の中学校ということでしょう。


ここで、昨年行われた洗足学園小2022年度入試結果(2021年秋実施)を見てみますと


出願者数707人(男子358人、女子349人)
合格者数105人(男子55人、女子50人)
実質倍率6.3(男子6.2、女子6.4)


・・・結論「洗足学園は、小学校受験からでも簡単に入れる学校ではありません」


倍率6.3って、幼児教室できっちりと準備しているお子さんたちの中での倍率ですからね・・・。受験準備をしっかりと固めて来ているお子さんたちの中で、およそ6人に1人しか合格できないということです。


結論その2「洗足学園小学校合格を希望するお子さんは、しっかり頑張りましょう。」

落ち着いた色味の深緑色の制服が凛々しいです

2022年秋の入試変更点

大きな変更点としては、「一次試験(学力検査、運動機能検査、行動観察)」の合格者のみ2次試験(親子面接)に進むことができる」となった点です。


今までは、受験者全員に対して親子面接が行われていました。でも来年からは一次試験を突破した人でなければ親子面接に臨めないということになります。


1次試験で選抜され、プラス2次試験で親子面接の結果を踏まえて合否が出されるということですね。


「ペーパーの点数のみを上から並べて合格を出すわけではない」とのことですので、ここでもやっぱり行動観察は大切です。


これは単なる私の肌感覚なのですが、今まで洗足に合格をいただけた男の子さんの場合、どちらかというと気持ちが穏やかでコツコツと地道にできるタイプのお子さんが多かったように思います。


女の子さんの場合は逆に、主張がしっかりしているハキハキタイプした利発的なお子さんが合格をいただいているイメージです。(←あくまでもイメージで、私の主観です)


一次試験は2022年10月18日〜10月20日までの3日間に分けての実施で、誕生日月別の入試となるとのこと。高月齢グループからの入試となります。


そして3日とも、男子は8:20~、女子は11:00~の入試ですね。男女入れ替え制で行います。


言わずもがな、3日間とも別の入試内容となります。一次試験で選抜された男女トータル200名ほどが2次試験に進めるということで伺いました。


2次試験に進められれば、親子面接の結果を加味されて最終的に男女トータルで100名ほどのお子さんが合格を掴めるということになります。


ここで注意点です。そう、神奈川校の中での併願!


一次試験を突破してめでた2次試験に進めたお子さんたちの面接日は2022年10月22日(土)および10月23日(日)。つまり森村学園とは同じ入試日になることから注意が必要です。

最後に、大切なこと

どの学校も同じだと思いますが、洗足の場合は特に「学校のことをきちんと理解して受験する」が絶対です!


たまにお見かけします。「熱望校は東京にあって、ここは’練習’で受けに来ました」的な態度を取られる保護者の方が。


でも、それは学校に対しても、その学校を愛し、通っておられる児童皆さんに対しても大変失礼なことだと思うのです。聡明な保護者の皆さま、どうかお慎みを。



学校公開や説明会などには何度も足を運び、洗足のことをよく理解した上で受験しましょう。