[学校訪問記]相模女子大学小学部(2021.4.23)
毎日会いたい友達がいる
毎日受けたい授業がある

こんにちは、お受験(幼稚園・小学校)専門家の青木みのりです。本日は相模女子大学小学部にお邪魔してまいりました。
春の明るい日差しが降り注ぐ中、小鳥のさえずりもなんとも美しく、正門から入ってすぐ広がる緑豊かなキャンパスは、本当に気持ち良い空間です。
小田急線相模大野駅からおよそ10分ほどのアクセス。町田市内、登戸や新百合ヶ丘、中央林間などからもアクセスしやすい立地です。
放課後クラブ&給食
共稼ぎ層の保護者にとって、学校の中で安全安心な環境で子どもが過ごせるかどうかは大きなポイント。
相模女子大学小学部の学童保育(放課後クラブ)は、スクールTOMASと連携をとっています。
学校が終わった後は最長20時まで預かりがあり、長期休みも対応。特筆すべきは勉強のフォローです。
宿題のフォローや基礎学習の指導はもちろん、放課後に学校内で受験対策ができる促進コースもあります。
これは、中学受験を目指すお子さん(そして保護者にとっても)には本当にありがたい制度ですよね。
両親ともに働いていれば「学校から帰宅→一人で家のカギ開ける→ランドセルを置いて塾の準備→塾にいく」の行程を、マルっと省けます!学校の中でワンストップで中学受験対策ができるのです。
そして保護者にとって安心なのが、放課後クラブと小学部教員との連携関係です。学校と放課後クラブが連携をとっていると、例えば学校で児童が何か心配なことがあっても、放課後クラブのスタッフと情報を共有してフォローができたりします。
長い時間を過ごす学校ですから、先生方や放課後クラブのスタッフさんがみんなでケアしてくださる手厚い環境は、本当に安心です。
給食は週2回。温かい汁物(お味噌汁やスープ)とお弁当給食が提供されます。そのほかの秋3日は、家庭からお弁当を持ってきても良いし、希望者はお弁当給食を取っても良いというフレキシブルなスタイル。
ご家庭や児童それぞれのご都合に合わせて組むことができます。
PTA活動もかなりフレキシブル。両親ともに働いているご家庭も多い昨今、PTAの負担はあちこちで聞かれますが、相模女子大学小学部ではできるだけ負担のないようにされている印象でした。
反面、保護者によるボランティア活動はとても楽しそうで、学校の花壇のお世話や、図書室でのお手伝いをするボランティアなどを通じて、学校と家庭が手を取り合って子どもたちのために力を合わせていると伺いました。

少人数制で手厚い
1クラス28人。先生がたは皆、こどもたち一人一人にしっかりと丁寧に向き合ってくださいます。
コロナ禍における昨年の休校の際にも、「こどもたちの学びを止めない」と、素早くオンライン授業に切り替えられました。2020年4月〜5月の2ヶ月間では、なんと171本の授業動画が出されたそうです。
一人1台のタブレットと電子黒板を組み合わせた授業は非常に効率化されており、英語ではマンツーマンでのオンライン学習もあるとのこと。
その辺りの学校の素早くて手厚い対応が保護者の方にも受け入れられてきているのでしょう。今年の4月には、なんと今までにないくらいの定員一杯で小学校1年生を迎えたとのことです。
ちなみに小学校1年生の募集定員は84名(28名×3クラス編成)。幼稚部からの内部進学者がおよそ30名前後とのことです。
一昔前までは女子の方が多かったとのことですが、このところ数年前から急に男子の比率が高くなってきて、いまではほぼ男女比1:1になってきたとのこと。
手厚いケアで、中学受験へのサポートがあって、豊かな自然でのびのび過ごさせることができる学校ということで、特に共稼ぎ層からもグングン人気が出てきている学校なのだと思います。
さて、英語について。小学部ではネイティブの先生とのマンツーマンでの英会話レッスンなので、子どもたち一人一人の英語力に応じて個別最適化され、個々のレベルに合ったカリキュラムで授業が行われています。
幼少期から英会話のレッスンを受けていたり、プレスクールに行っていて英語に馴染みがあるお子さんにとっても、また英語は小学校1年生から初めて、というお子さんにとっても、相模女子大学小学部の英語教育はとても手厚いなあと思いました。

相模女子大学小学部 入試について
昨年の出願状況でいうと、前述の通り入学者数84名(定員マックス)で1年生を迎えたとのことですが、これは辞退率も減ってきているということですね。
第一回目の受験で入るのが一番良いと思います。なぜならば、第二回、第三回めの受験者からの合格率はすごく減るからです。
ちなみに昨年の第二回入試では、22人の受験者に対して合格者は5名。第三回入試においては、受験者が10名のところたった2名しか合格をいただけないという狭き門。
つまり、相模女子大学小学部を希望する場合は、第一回目の受験で合格をいただくことが望ましいでしょう。後になればなるほど狭き門となりますので。
内容については、事前に保護者との面接があります。ここでのお子さんの様子で(例えば積極的なお子さんなのか、割とおとなしいお子さんなのか、など)行動観察のグループ分けの参考になさるそうです。
入試については、ペーパーと行動観察(グループでの自由遊び行動観察など)と、絵画手さばき(巧緻性)の総合判定にて行われます。
ペーパーは40分程度とのことで、鉛筆で取り組みます。色の指示などは特にないようですが、先生のお話をしっかり聞く練習をして望みましょう。
行動観察はかなり重視されているようで、話しているときに目が合うか、先生の指示が通るか、などの基本的なところをしっかり見られているとのことです。
ともすればペーパー対策に偏りがちな年長受験生の日々かと思いますが、相模女子大学小学部では応用問題をしっかり解いていくというより、どちらかというと基本的な問題を丁寧に答えられるか?ということを重視されているように感じました。
学園全体として、先生がたも本当に温かみのある雰囲気です。それは前回の記事でご紹介したヤギのバニラが象徴するように、なんとも牧歌的なアットホームな雰囲気のある学校さんです。
今年もコロナ対策で、人数を絞っての学校公開行事になるとのことです。幼児対象のプログラミング体験会も行われるようなので、ぜひ学校のホームページをチェックしてご参加になって見てください。
ヤギのバニラと豊かな自然のある風景で過ごす6年間はとても貴重で、お子さんたちの生きる力の根っことなることでしょう。

