[学校訪問記]相模女子大学小学部(2020.11.25)
2020年は春からのコロナウィルス感染拡大防止のため、例年であれば春〜秋にかけて行われるはずの学校公開や学校説明会が見送られることも多かったですね。あったとしてもオンラインでの開催となり、私もなかなか学校訪問できない日が続いておりました。
そして秋の入試シーズンが終わり、落ち着いた11月末。約半年ぶりに学校説明会に塾代表として参加してまいりましたMBキッズカレッジ校長の青木みのりです。
本日は、神奈川の相模原市にある素敵な私立小学校「相模女子大学小学部」をご紹介します。

相模女子大学小学部
小田急線の相模大野駅より、歩いて10分〜15分ほど。正門の守衛さんにご挨拶して、学校説明会の会場である「夢をかなえるセンター‘マーガレットホール’」にお邪魔しました。
マーガレットホールの吹き抜けの大きな窓から、黄色く色づくイチョウの木が大きく見えて、とても美しく「映えて」いました。
さて、この学校説明会で、私はとても楽しみにしていたことがあります。
それは授業公開。
相模女子大学小学部にも、当教室を卒業されたお子さんが通学しています。
年長の秋の受験以降、しばらくお会いできていなかったため、久しぶりにそのお子さんのお顔を見られることをとても楽しみにしていました。
授業見学
マーガレットホールに手荷物を置いて、貴重品だけ持ち、早速授業の見学に参ります。
小学部のアイドル、山羊のバニラの小屋の脇を通って校舎に入ります。バニラにも会えるかな?とワクワクしていましたが、その日は留守だったようで残念!
さて、小学部では、お子さんたちが動きやすく活動しやすいように体操服で学校内を過ごされます。
同じ体操服を着ているお子さんたちの中から、幼い頃の面影が残るお顔が目に入った時には、もう感動感激!
身長も大きく、幼児さんだった面影を残しながらも、すっかり立派な学童になっておいでです。
受験は一人一人にドラマがあります。受験期には雨の日も風の日も、頑張って通って来てくれていました。
お子さんはもちろん、その背後にいらっしゃる保護者のお顔も、瞬時に浮かんできます。
なかなか解けなかった苦手な問題ができた時の笑顔や、一生懸命に頑張っていた姿を思い出し、ウルウルと1人で感動しながら授業を見学していました。
学校公開に伺うと、塾の卒業生に会えるのがとても楽しみなのですよ。これはどの幼児教室さんも同じだと思いますが、元生徒さんが大きくなって、楽しそうに学校の授業を受けている姿を見ると、本当に嬉しいものです。
さて、相模女子大学小学部について、私の印象を3つあげるとすると
「豊かな自然のあるゆったりした環境」
「ICT化が進んだ少人数制」
そして、先ほども出てきました
「山羊のバニラ」です。
山羊のバニラが可愛いすぎる件
同じく山羊を飼っている私立小はほかにもあると思いますが、動物のお世話をしたり、時には生死に立ち会ったり、その全てが子どもにとっては豊かな経験になると思うのです。
都会ではなかなか得ることのできない貴重な経験です。
放課後にヤギさんの周りで遊ぶ・・・なんとも牧歌的ではありませんか。
日々のバニラのお世話を通じて、温かい思いやりの心が育ちますね。
そして、とにかくこのバニラさんが本当に可愛いのです。ご覧ください。最近はキャベツがあまりお好きではない様子です。
ICT化について
相模女子大学小学部では4年生以上のお子さん全員が1人一台タブレットを持っています。この日もタブレットや電子黒板を使って授業がスムーズに行われていました。
コロナ禍で2020年3月から3ヶ月ほど全国の小学校で一斉に休校となったときのお話を、在校生の保護者の方からも伺いました。
「小学部はとにかく児童ファーストで、休校の際にも先生がたも全力で子どもたちのために動いてくださり、混乱せずにオンライン授業が行われていました。」とのことでした。
休校時期にはプリント配布で終わってしまった公立小も多いと聞きます。
私立小と公立小は一概に比較できませんが、ICT化による学びの差はこのコロナで本当に大きく開いたように感じます。
タブレットは、全校児童に一斉に導入しないと、そこから先に学校でICTを使った授業はなかなか進みません。
さらに、仮に一人1台導入しても、タブレットや電子黒板を使って授業をされる先生がたがスムーズにそれらを使いこなすには、研修に研修を重ねられ、とてつもない時間と労力がかかかるはずです。
そして、まだまだ幼い小学生が持つのです。色々と保護者の心配もつきません。
「有害サイトにアクセスしたらどうするの?」
「ゲームばっかりするようになったらどうするの?」
「ネットでいじめなど起こってしまわないか」
「著作権のことや肖像権のことを子どもにどう理解させるの?」
などなど・・・
これらの問題を、学校でも安全なシステムを組んで、例えば「21時以降は使えない」とか「危ないSNSや変なサイトをブロックしてある」にしてあることも、きっと重要ですよね。
システムだけでなく、ネットリテラシーや、マナーを守った使い方などの指導も必要でしょう。
このように、小学校でICT化をするにはなかなか大変です。でも、このコロナ禍で私立小のICT化は飛躍的に進んだと思います。
学校が安全な環境を整えてくださり、その中で子どもたちがICTを使いこなして楽しく学べるというのは、これは高い学費がかかっても私立小に通う大きなメリットだと思うのです。
欠席のお子さんにも映像授業やICT機器を使ってフォローをされることもあるとのことで、昨日はその様子も少し拝見してまいりました。
これは少人数制できめ細かな教育サービスをされている「毎日受けたい授業がある」小学部ならではだと感じました。

豊かな自然について
自然豊かな敷地内には多くの樹木やビオトープがあり、理科や総合の授業で草花や虫、鳥などの小動物を詳しく観察できるフィールドとなっているそうです。
こども園から大学院までの総合学園ですので、なにせ敷地も広大です。
桜も有名なようで(今年のお花見はコロナで中止になったようですが)そのほかにも、私も昨日見てまいりました銀杏が見事でした。
小川、農園、田んぼまで、豊かすぎて羨ましいです。
お弁当給食やアフタースクールも完備となっており、働くご両親のお子さんでも安心して学校生活を送ることができますね。
校内見学ですれ違うたびに、お子さんたちが「こんにちは!」と、気持ち良いご挨拶をしてくれました。訪れた人がみな爽やかな気持ちになるような、そんな学校でした。
入試について
入試は親子面接、ペーパー、工作、絵画、行動観察(集団行動・支持行動)で行われます。
この秋は、10月20日の1次試験の他に10月21日の2次試験、11月20日の3次試験までありました。
1次入試の倍率は1.2〜1.2倍ほどの倍率に対して、2次や3次ともなると4〜5倍の高倍率となります。
相模女子大学小学部を希望される場合は、できるだけ1次試験でお受けになられると良いと思います。

