うらしま神社に行ってきました

おはなしワークブックシリーズの5作品

2023年7月に発売された『おかえり!うらしまたろう』で、おはなしワークブックシリーズは全5巻完結しました。思えばあっという間の制作期間でした。

シリーズ1作目は『がんばれ!ももたろう』でした。わたしの出身が岡山県で桃太郎発祥の地ということもあり、また、シリーズの始まりということもあって執筆にも力が入りました。これを書いていたのはちょうど鬼滅の刃が流行っていた頃でした。煉獄さんの映画ですね。鬼退治繋がり。

シリーズ2作目の『きをつけて!あかずきん』は、当時まだお台場にあったMBキッズカレッジお台場校のスタジオで、幼稚園受験にむけたプレ幼稚園クラスの授業の合間に赤ペン持って校正を重ねた日々も懐かしいです。(お台場ヴィーナスフォートは2022年3月に閉館、さみしい・・・)

シリーズ3作目は『いそいで!シンデレラ』。この本は、最後の3校あたりのスケジュールがすごくタイトで、もうあまり覚えていないくらいの感じ。ドレスや宝石やキラキラのイメージで毎日執筆していました。

4作目の『しっかり!3びきのこぶた』は、キャラクター設定も楽しかったです。木の家を建てる次男のぶたさんは、「おしゃれで美食家で耽美的」という設定だったので、イメージしたのはジギースターダストのころのデヴィッド・ボウイとクレイジーケンバンドの横山剣さんでした。

そしてこの5作目の『おかえり!うらしまたろう』となります。これは海の中のお話の場面も多く、涼しげなイラストも多かったのですが、書いていたのは真冬。

そして、おはなしで学ぶシリーズ『ことばともじ』『かずとかたち』『せいかつじょうしき』3作品と並行して執筆しました。編集者チームの皆さんとともに、めちゃめちゃ忙しくも楽しい日々でした。

ありがたいことです。。。

さて、その記念すべき、わたしにとって10冊目の本であります『おかえり!うらしまたろう』の大ヒットを祈念いたしまして

香川にあるうらしま神社さんへお参りに行ってきました。

うらしまたろうゆかりの場所

岡山出身のわたしからすると、桃太郎といえば岡山県!というように、桃太郎は岡山にゆかりがあることは有名です。では、うらしまたろうはどこの土地と関係があるのだろう?と、ふと調べてみたくなった私。

全国に浦島太郎にゆかりの場所はいくつかあるようでしたが、ふと目にとまったのは香川県の鴨之越という海岸。この海岸こそ、いじめられたカメを太郎が助けた場所とされていました。(諸説あります)

なによりも興味をもったのは、鴨之越の海岸から干潮のときだけ海の底から道ができて歩いて渡れる島があるということ。その島には「うらしま神社」もあるということでした。

干潮のときだけ歩いて渡れる島!?そりゃーぜひ行って『おかえり!うらしまたろう』のヒット祈願をせにゃいけん!!(岡山弁)

ということで、まず香川県三豊市の観光協会に電話。

「丸山島にあるうらしま神社にいきたいのですが」

すると観光協会のかたは優しく教えてくれました。「干潮時にしか島に渡れないので、できるだけ干潮の時間にきてください」と。

そしてご親切に干潮時間を調べてくれました。

うらしま神社に行きたい日を告げると、その日の干潮時刻は朝の9:30ごろと判明。

次はその時間にどうやっていけばいいかの計画を立てます。鴨之越はなかなか車じゃないとアクセスしにくい場所です。

観光協会のかたは、さらに優しく教えてくれました。「最寄駅のJR詫間駅から乗合のコミュニティバスか、乗合タクシーもありますよ。」と。

そしてご親切に、mobiなるものをダウンロードすると乗り合いタクシーが500円で乗れることを教えてくれました。

mobiって500円で乗れるの!?(←2023年夏の値段です)それ乗った方がいいね!ということで早速mobiをダウンロード。

ちょっと待てばコミュニティーバスも来るのかもしれませんが、途中で乗り換えがあったり、その乗り継ぎでタイムロスがあったりすると、なにせ干潮時間にしか渡れない島。

干潮時間ギリギリに島にわたって、お参りしている間に潮が満ちてきて、島から帰れなくなったらどうしよう・・・

と、無人島でひとり次の干潮まで過ごしている絵が浮かんできました。携帯通じないかもしれないし、トイレとかどうしたらいいんだろう・・・。

わたしはちょっと怖くなってしまいmobiに期待を寄せます。きっと干潮に間に合うようなちょうどよい時間に、mobiで乗り合いタクシーに乗れるぞ〜。

忙しい中、干潮時刻やmobiのことを教えてくれた三豊市観光協会のかた、ありがとうございました。

ちなみに香川県三豊市の観光の目玉は、日本のウユニ塩湖といわれている父母ヶ浜。

干潮時の夕暮れにはなんとも映える写真が撮れるというスポット。

こちらです。↓

何と幻想的!

こんな魅力的な映える場所が瀬戸内にはまだまだありますね!ここもぜひ行ってみたい!と思いましたが、今回のミッションは、うらしま神社に『おかえり!うらしまたろう』ヒット祈願をしに行くこと。

そして、午前中にうらしま神社にお詣りしたあとに、せっかく香川に行くのであれば、私の本をたくさん置いてくださっているという丸亀と高松にある書店さんにご挨拶にいこうと思い立ちまして。

(観光のようでほぼ仕事)

なのでウユニ潮湖はまた次回に・・・。

香川県、魅力的すぎます。

いざ!島を渡る

さて、当日はジーンズの聖地、児島から瀬戸大橋を渡るマリンライナーに乗って四国に入りました。

そこから乗り継いで無事に最寄のJR詫間駅に到着。

駅を出ますとmobiは・・・きません。いえ、来たんですけど、予約がいっぱいみたいで、乗れません(涙)

ということで、駅前に停車していた普通のタクシーに乗車しました。タクシーで20分くらい、街中から山道へはいって、道中の景色も落ち着く田園風景です。

そして鴨之腰に到着。竜宮城のようなバス停が可愛らしく。今度来た時はコミュニティバスにも乗ってみたいな、など思いながら。

タクシーを降りて、そこから歩いて10分ほどで海岸に到着しました。

ここはうらしまたろうが亀を助けたとされる浜辺です。

海には道がばっちり出ていて、この時点でもう感動です。海の中を渡れるとは、もうなかなかすごい。喜び勇んで渡ります!道は安全でしたが、念のため歩きやすい靴の方が良いと思います。

写真中央奥にある島が丸山島で、海の道を歩いて島に渡ったところに、うらしま神社が鎮座ましましております。

天気もすっきりと晴れました。ちょうど到着したのが朝の9時すぎで、干潮時刻は朝9時半。問題なく安全に渡れました。

島にわたったところで、亀に乗ったうらしまたろうに会えました。

清々しいお姿です。

うらしまたろうさんに、わたしの書いた『おかえり!うらしまたろう』を添えてみました。そして、うらしま神社にもおまいりです。

たくさんのお子さんたちに届きますように。
楽しく読んでいただけますように。

しばらく島や海の道を散策しました。滞在時間は1時間くらいだったでしょうか。「島に渡っている間に潮が満ちてきて、島に取り残されたらどうしよう」と密かに思っていましたが、まったく問題なく、島から歩いて帰ってくることができました。

懐かしい田園風景と、懐かしい海岸の風景に、うらしまたろうの世界観を感じることができたショートトリップでございました。

ということで、『おかえり!うらしまたろう』の紹介動画はこちら↓

解説動画も収録されています。