[幼稚園選び]幼稚園お受験ってそもそもなんだろう?
こんにちは。青木みのりです。
幼稚園受験や小学校受験の指導をしています。
さて、今日は幼稚園受験のお話。
幼稚園に受験ってあるの!?と驚かれる方も多いかもしれませんね。
それが、あるんです。幼稚園受験のある園って、どんな幼稚園のことだと思いますか?
お受験のある幼稚園って、どんな園?
それは
「都心部にある、いわゆる名門私立校附属幼稚園」と
「割と近くの普通の3年保育だけど、すごく人気がある幼稚園」です。
「募集人数>入園希望者」つまり倍率が出る(不合格者が出る)幼稚園のことです。
募集人数より入園希望者が多いと、私立幼稚園である以上、なんらかで生徒を選考しなければいけません。(区立幼稚園の場合、「募集人数>入園希望者」になった場合は、入試ではなく抽選になります)
私立幼稚園としては、当然ではありますが、より園のカラーや方針をしっかりと理解しているご家庭に入園してほしいと考えています。
園と家庭でのミスマッチが起こると、お互いモヤモヤしたり、我慢したり、時には対立したりする3年間を送ることになりますので
それを見極めるための「幼稚園入試」です。(「入試」という言葉ではなく「入園面接(入園考査)」と言われることも多いですが)
ここを履き違えて、幼稚園受験会場に「こっちが客だろ」くらいのスタンスで行ってしまうと
ここで、「いわゆる名門私立校附属幼稚園に入りたい方」と「お受験したくないけど、入りたいご近所園が倍率が出るから困っている方」というのは園選びにおいて全く違うベクトルを向いているので、分けて考えなければなりません。
名門私立校附属幼稚園に入りたい皆さんは、幼稚園と自宅の距離を最重要視していません。距離にかかわりなく、その幼稚園に入りたいのです。
自宅からの距離よりも、園の教育方針や伝統、先生の雰囲気やお友達の雰囲気の方に重きを置いているということです。
そして、その有名私立校附属幼稚園に合格するために、早くから幼児教室通いを厭いません。
一方で、「幼稚園お受験とか考えたことなかったけど、入りたいご近所園が倍率が出るって聞いて慌てて困っている」という現象は
都内近郊では、タワーマンションの開発が進む湾岸エリアや、港区・世田谷区のように若い子育て世帯が多く住んでいるところに起こりやすいです。
幼稚園お受験なんてするつもりなかったのに、住んでいるエリアがたまたまそういう地域なので
「近くて人気のある幼稚園には3人に1人(あるいは5人に1人)しか入れない!」みたいなことです。
不動産会社の担当者は、「すぐ近くに素敵な子ども園があります」とか「すぐ近くに人気の幼稚園があります」って教えてくれます。
でも「お受験対策しないと入れません」なんて教えてくれませんね、きっと。
「保育園に通わせていたけれど最近ではリモートワークが増えたから幼稚園を検討している」とか「今通っている保育園が2歳までで卒園しなければならない」といったことも増えているので
結果として、さらに幼稚園受験が激戦になっているのですね。

幼稚園情報が出てこない理由
幼稚園お受験するつもりではなかったファミリーが、いざ幼稚園を探そうとなった時にまず直面するのは、幼稚園情報のなさ。
そして「結構な人数が落ちるって聞いたけど(不安)、どんな試験で(心配)、子どもの何を見ているの!?(疑問)」というザワザワザワザワ・・・。
実は幼稚園の情報って、全くもってオープンではないんですね。特に入試関連の情報。
園のホームページに少し書いてあるところもあるけど、肝心なところが書いてない。痒いところに手が届かない。
知りたい人に知りたい情報が届きにくいのです。
そもそも、幼稚園は入試内容や合格基準を公表しないのが一般的です。
園が公表していないのに、レアな入試情報が一般の人たちまで降りて来ようがない。
焦って「◯◯幼稚園」ってネットでググると「◯◯幼稚園 落ちた」とか「◯◯幼稚園 入試」とかたくさん出てくるので、余計不安になります。
そして発信者が特定できないブログに複数行き当たったりして、情報に翻弄されます。
近所のママ友に様子を聞いても、入試から時間が経っていると肝心なところを皆さん忘れてしまっています。
有名私立校附属幼稚園は、お受験情報本として本屋さんに売っていることがあります。こういうお受験本です。

しかし、地元の人気幼稚園の赤本はありません。(ニッチ過ぎて売れません)
どこにも知りたい情報がない。なかなか肝心な情報が探せない。
「お受験とか考えたことなかったけど、入りたいご近所園が倍率が出るって聞いて慌てて困っている」保護者のみなさんたちにとっては、幼稚園について「分からないことが分からない」という状況でもあるので
八方ふさがりです。
私たちのようなお受験幼児教室って、本来はその「不便」「不安」な部分を解決するためのサービスなんですよ。
お受験対策を指導する幼児教室であれば、おそらくどの教室も入試の直後に受験者から詳細に聞き取り調査をしています。
地元の幼稚園に詳しくて、地元の人気幼稚園合格実績の豊富な幼児教室であれば近隣の幼稚園の幼稚園受験をずっとウォッチングしてきているはずです。
入試内容が毎年の調査でストックされているんですね。
「この幼稚園にはこういうテストが出る」「この幼稚園はこういう保護者が合格する」みたいな経験値が積まれているわけです。
よく就活とかでも言われますけど、「試験官がどういうことを考えてるか?を知らないと、正解は出せない」っていうことですね。
幼稚園受験に置き換えると、「幼稚園側が考えていることを知らないと、入園許可がおりない」ということです。
反対に、幼稚園側が考えていることを知ってきちんと対策すれば、お子さんにぴったりの幼稚園を選べますし、そこから合格をいただくことができます。
「募集定員>入園希望者数」である以上、シビアな現実かもしれませんが
いくら皆さんが「この幼稚園いい!!うちの子に絶対あう!絶対入れたい!」って思っていても
幼稚園側が、皆さんのお子さんを「この子にうちに入って欲しい」と思ってもらえなければ入園許可がおりません。
そのために入試内容を知って対策することって、とても大切なんですよ。

今日のまとめ
「いわゆる名門私立校附属幼稚園に入りたい方」
仮に自力で入試情報をゲットできても、そこに向けて準備を仕上げて行くのはなかなか難しいです。
運が良ければ稀に自力で入れることもありますが、その園に入りたいライバルはいっぱいいます。早めにお受験幼児教室の力を借りながら進みましょう!
「お受験したくないけど、入りたいご近所園が倍率が出るから困っている方」
ご近所園だからこそつい「そうは言っても入れるでしょ」と甘く考えてしまいがちです。
不確かな情報に翻弄され育児の時間が辛くなってしまうより、お受験幼児教室の情報をうまく活用した方がずっと楽に早くゴールにたどり着けます。
いずれにしても・・・
幼稚園受験に受かる落ちるは、子ども本人よりもむしろ親御さんが大きなカギを握っています。確かな情報を知って、正しく対策できれば、きっとピッタリの幼稚園からご縁をいただけます。
子育ての期間は、本当にあっという間です。
昨日出産したかと思えば、気がつけばもう2歳、3歳。
「どうしよう」と思って日々がすぎると、気がつけば入試直前!になっています。
やらなきゃいけなかったトイレトレーニングや母子分離や身の回りの自立があやふやなまま
やらなきゃいけなかった願書や面接の対策があやふやなまま
入試日を迎えることとなったら・・・
人気園の入試で合否の最終決定をする先生は、園長先生を始め、幼稚園に勤められている管理職クラスのベテラン先生だということが多いです。
その先生方は、「どういうお子さんを入園させたら後々手がかかって大変だった」とか「どういうご家庭を入園させたら、後々モンスターペアレンツになって大変だった」という経験を長年なさっているわけです。多かれ少なかれ。
当然あちらも慎重です。真剣です。だからこそ、付け焼き刃の準備では見抜かれてしまいます。
「お受験したくないけど、入りたいご近所園が倍率が出るから困っている方」は、どうか早めに幼稚園情報を入手して、少しずつ準備を始めましょう。
少なくとも入試半年前に始められると良いでしょう。10月〜11月の入試だったら、4月からはスタートさせましょう。なぜなら・・・
子どもは一朝一夕では身辺自立やしつけなどが身につかないからです。
合格をお祈りしています!
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