[学校訪問記]聖心女子学院初等科(2019.12.14)

白金台の清らかな学院

こんにちは。小学校受験専門家の青木みのりです。
港区白金に広がる清らかな場所、聖心女子学院の説明会に行ってきました。

白金台の駅から目黒通りに出て、八芳園を臨みながら住宅街の道を入り、正門のアーチが見えてくるあたりから本当に清々しく空気感が変わる(ような気がする)素敵な学校です。

ちなみにこのアーチ。1909年に完成した東京都歴史的建造物だそうです。

清々しい木々が生い茂る清らかな場所で「命を育む豊かな環境の元、神様から授かった命を大切に育む」という学院です。

小学校から女子校に通うということ

一般的な学校は小学校6年間ー中学校3年間ー高校3年間の6−3−3制ですね。聖心女子学院は珍しいようですが4−4−4制です。

12年間の長いスパンを、女子の心と体の成長に合わせて4年ごとに区切っています。これはすごく理にかなった区切りだと思うのですね。

1年生から4年生までのファーストステージでは、まだまだ幼さの残るお嬢様がたです。

個々人の成長もそれぞれですから、少人数制で基礎学力を徹底して指導してくださいます。

もちろん、音楽・図工・体育・英語・宗教の5教科は1年生から教科担任制です。

小学校5年生から中学2年生までに相当するセカンドステージは思春期にあたります。思春期の女子ならではの悩みや戸惑いのある時期だからこそ、丁寧に落ち着いて過ごすことができる環境は大切です。

そして人間力を深化させる中学3年生から高校3年生はサードステージとして、それぞれが考える自分の進路に対応できるような能力を身につけていきます。

聖心女子学院初等科は、どんなご家庭を望んでいるか?

この日の説明会で、心に残ったトピックは「聖心女子学院初等科は、どんなご家庭が望ましいと考えているか」というお話。

ざっと書いてみます。

・豊かな対話がある
・子どもの話を楽しみに聞く
・家庭でいろんな体験をしている
・考えることを億劫がらない
・物事をおおらかに受け止める
などなど。

働いていても、育児で忙しくても、心がけたいのは「受験の日々を丁寧に、家族の学びとして捉えること」です。

もちろん有名伝統校ですから、ある程度の敷居の高さはあります。とはいえお母様は絶対的に専業主婦で良妻賢母を望んでおられるかというと・・・必ずしもそうではないようす。

聖心女子学院の教育理念は、社会に貢献する女性の育成。社会で活躍する聖心女子学院の卒業生のお子様が母校に戻ってきたときに、サポートする環境が必要だとのことで・・・

週に2回お弁当給食を頼むこともできるし、何と言っても伝統校でアフタースクールがあるのはかなり珍しいことです。

そう、ジョアニークラブ!!

働くお母様のお子様でも、安心してください。学校の方針のもと、安全な環境で、豊かな時間を過ごせるアフタースクールが校内にあります。

アフタースクールには「静けさの中での学習」と「自由でのびのびとした遊び」が確保されているのです。

聖心女子学院初等科が育てたい子どもとは?

伝統女子校のイメージは「静かで楚々としていて、従順な女子」かもしれませんね。

でも、聖心女子学院初等科では、まず一番に「健康で子どもらしい子」を育てる、とおっしゃっていました。

他にも具体的にあげますと

・自分のことは自分でできる子
・美しいものを見て美しいと思える子
・未知のものに興味関心を持つ子
・話し手の目を見て、最後までよく人の話を聞ける子
・集中力と根気がある子
・友達を大切にできる子
・わがままを言わず、アンガーコントロールできる子
・ご挨拶ができる子
・生活体験が豊かな子
・公共の場のマナーやモラルが高い子
・大人の話に割って入らずに待てる子

これは幼い頃から意識して、丁寧に穏やかに家庭生活を送っていないとなかなか身につきませんね。

「わがまま言わず、アンガーコントロールができる子」
「公共の場のマナーやモラルが高い子」
「話し手の目を見て、最後までよく人の話を聞ける子」

・・・素敵ですよね。

実際に子どもがそうなるかどうかは別として(^^)そうなってほしいと願いながら育てることは大切だと、私は思うのです。

逆を言うと
「わがままばかり言い、周囲に怒りやイライラをぶつける子」
「公共の場のマナーやモラルが低い子」
「人の目を見ず、人の話をよく聞かない子」

(・・・こう書くと身も蓋もないですが)お子さんが、そうならないようなしつけを、できる範囲で心がけましょう。

小さい頃から少しずつ根気よく、丁寧に穏やかに毎日を過ごす気持ちのあるご家庭と、忙しくても躾を後回しにしないことを目指しましょう。

気になる聖心女子学院初等科の試験内容は?

ペーパーの内容は
・お話の記憶(複雑です)
・数量(難しめです)
・シーソー(順位までわからないと解けません)
・常識(数詞やなぞなぞなど)
・図形(点対称や同図形発見)

そうですよね。5歳児さんにとっては簡単な問題ではありませんね。分野も幅広くやっていないと難しいですし、色の指示があるので慣れておかないと得点できません。

「人の話をよく聞く」ことができるお子さんを合格させたくて、その辺りはしっかりと見られているんだなという印象の試験です。

行動観察もなかなかどうして。共同制作やリトミックが出ます。これもただ単に「みんなで楽しく製作して」「みんなで音楽やリズムを楽しんで」にとどまらず

指示が正確に聞けること

ですね。

理解力、思考力、根気強さ、コミュニケーション力など、バランスよくチェックされるようなお試験内容だと思います。

私たちの教室MBキッズカレッジでは、女子校希望の女の子のための個別レッスンを充実させています。

お友達と競争したり、プレッシャーのかかるクラスではなく、ベテランの優しい女性講師が、お嬢様の個性や気質を把握しながら、丁寧に指導しています。

学校によって傾向の違う行動観察にも対応しています。ペーパー指導はもちろん、言葉使いや所作、立ったり座ったりするときの姿勢や鉛筆の持ち方など、多岐に渡ってのご指導となります。