[学校訪問記]さとえ学園小学校(2023.2.22)
こんにちは、お受験専門家の青木みのりです。雨水もすぎ、そろそろ本格的な春になりますね。
2月のこの時期は、学校訪問をたくさんさせていただける時期です。コロナ禍ではオンライン開催の学校説明会も多かったですが、今年に入ってからはリアルでの学校訪問の機会も増えてきました。
学校訪問が大好きな私は、学校からお知らせがあるとウキウキとあちこち出没させていただいております。
今回の学校訪問は、埼玉県にあるさとえ学園小学校です。最寄りの宇都宮線土呂駅・高崎線宮原駅・川越線日進駅・東武野田線大宮公園駅の4つの駅からはスクールバスも出ていて、都内から通うこどもたちも約2割ほどいるとのこと。
学校に到着すると感じたことは、まず、「空が広い!」それから「校庭も広い!」そして「電車の倉庫(?)がある!」

この電車の倉庫の正体は「東大宮操車場」でした。もちろんこれはJRの操車場なので、学校内の施設というわけではないのですが、さとえ学園小学校の校庭からよく見えるんです。
操車場には電車がたくさん停まっていました。まるで鉄道模型のよう。これだけでもなんだかワクワクしてきます。
私は生粋の鉄子というわけではないのですが、きっと電車好きなお子さんはかなり心躍るだろうな〜!と思います。
そんなこんなで、今回は初めてさとえ学園小学校へお邪魔したわけでございますが、校内ではとても驚いたことがありました。
※校内の写真撮影及び掲載は許可を得ております。
施設がすごい!
そう、さとえ学園小学校といえば、学校内にプラネタリウムと水族館があるんですよ。それも、本格的な。
プラネタリウムが校内にあるってどういうことだろうと、実際に5年生の理科の授業でプラネタリウムの見学させていただきました。
単元名は「星と星座」です。さとえ学園小学校の理科では3年生から専科の先生となり、オリジナル教材を使った授業になります。
ひとり1台の端末を使って、星は1日でどのように動くのかを実際にプラネタリウムで見て学びます。
こどもたちはプラネタリウムで星の動きを観察し、それをクラスルームで配信されたPDFを見ながら気づきを書き込む形で理解を深めていました。
ああ、なるほど。こういうことか。これはものすごい体験型教育じゃないですか。
学校の授業の時にプラネタリウムで星の観察ができるんですよ。いや、これはすごいなあ!と感激しきりです。

水族館も見学させていただきました。「え、水族館といっても、ちょっとした水槽があるくらいなんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。(私もちょっと思っていました・・・。)
しかし、その予想は大きく外れます。
・・・いや、超!本格的な水族館ではありませんか。
水族館の扉を開けると、水のトンネルになっています。水のトンネルは青く、そして、青い。とにかく青いです。
そのトンネル水槽の中を潜って水族館に入るのですが、上を見上げると青い中をゆらゆらと何か動いています。



ウツボです。とても大きいです。
ただウツボがいるだけでなく、そこにはこどもたちが調べてかいたウツボの説明が添えられています。
こどもたちが書いたウツボの説明を読んでいると、ウツボが可愛く思えてきました。実際、なんとなく愛嬌のあるウツボでした。名前はあるのかな?
こちらはサンゴ礁の魚たちと、草木も生い茂る熱帯雨林のようなコーナー



とにかく立派な水族館でした。大きな水槽を悠々と泳ぐコバンザメも見ることができたし、タカアシガニの大きさにはぐうの音も出ないほど。
ちょうどいま書いている問題集(ドリル)にカニが出てくるので、ここぞとばかりに水槽に張り付くようにして見てきました。
ここまで本格的な水族館が校内にあるのは本当にさとえ学園小学校だけじゃないでしょうか。
土日に家族で行く水族館も素敵ですが、毎日の学校生活の中で、登校して魚を見て観察できてというのは、これは魚が好きなお子さんはもう毎日本当にパラダイスですよ。
お勉強もすごい
さて、次に見学させていただいたのは算数の授業。さとえ学園小学校では4年生から専科の先生が算数を習熟度別クラスにて教えてくださいます。
習熟度での算数の授業は4クラスに分かれて行われていました。4年生になると、国語・算数・理科・社会の4教科で定期テスト(チャレンジテスト)が行われ、その成績によって算数の習熟度別クラスが決まるそうです。
私が見たクラスは最上位クラスの算数の授業で、電子黒板を使った「場合の数」の単元です。
iPadは文具の位置付けとのことで、まず紙とペンで問題を解くか、iPadを使用して解くか、生徒が選択するとのことでした。
習熟度で少人数に分けているため、教室もゆったり。そして授業への集中力がとても素晴らしかったです。
次に見た社会の授業も、どの子もiPadを使いこなしています。さいたま市の昔と今とで変わっているところを見つけるという単元で、駅周辺の昔と今をiPadで比べていました。
このように授業で当たり前のようにiPadを使いこなすには、先生がたのスキルやノウハウ、そしてこどもたちもレディネスができていないと難しいと感じました。
確か、2020年3月にコロナで日本全国の小学校が一斉に休校になった時、さとえ学園小学校ではすぐリモートで授業再開されていたように記憶しています。
3月2日のさとえ学園小学校のTwitterにはその時の様子が綴られています。
これもコロナの前からICT教育の土台が整っていたから、すぐにリモートに切り替えができたのだと思います。
中学校の進学については、学校と家庭とで相談し、内部進学も外部進学もどちらでも希望することができるそうです。
内部というと、栄東と埼玉栄ですね。
ちょうど見学に行った2月下旬は、中学受験も終わって落ち着いた頃でした。廊下の壁には進学実績が。ハードな中学受験を乗り越えて手にした12歳の合格ですね。みなさんおめでとうございます。
給食もいただきました
一通り見学が終わると「ボーノ」という広い食堂で給食をいただきました。
ボーノの前の空間も、まるでショッピングモールのような明るい広場が広がります。
懐かしい、小学校の給食。大人になってからはなかなか食べることのできない貴重な機会です。この日のメニューはカレーライス、ハムカツフライ、サラダ、牛乳でした。
ボリューム満点の美味しさ!ご馳走さまでした。
さとえ学園小学校では自校調理の給食で、温かいカレーライスは温かく、冷たい牛乳とサラダは冷たくいただけました。
給食には「キッズファーム」と呼ばれる畑でこどもたちが収穫した野菜を使った給食も出るそう。育てた野菜で作る給食はまた格別な味なんでしょうね。。。



この素敵な施設にしても、お勉強をしっかりするという点にしても、素晴らしさがたくさんあるさとえ学園小学校です。先生方もみなさん熱心で、良い意味でパワフルさとエネルギーを感じました。
ぜひ学校の教育理念や方針をしっかりと理解して受験に向かってくださいね。
学校見学の終わりに、ふと目についた影文字。「さとえ学園小学校」の文字がくっきり浮かび上がっています。
バグダッドカフェ感の溢れる給水タワーが目に止まりました。



花壇の花や、楽しい形に切り揃えられた植木、学校の校歌の石碑。やっぱり学校っていいなあと思った1日でした。
さて、さとえ学園小学校の入試は、9月から親子面接が始まります。
2022年秋の入試では、9月3日(土)〜9月24日(土)まで、親子面接が行われました。
出願時添付書類には「志望理由、家庭の教育方針、本人の特技と思われるもの、本人の将来について」などを文章にして記入します。
小学校入試で保護者が記入するこのような書類は、書く内容に正解があるわけではありませんが、書き方にはコツが必要です。
学校の校風をよく分かった上で、お子さんやご家族の様子が嫌味なく、けれどしっかりとアピールできるように書けると良いですね。
私も願書の添削を毎年行っていますが、「てにおは」のお直しや誤字脱字の直しだけだと簡単です。
それだけでなく、願書指導で大切なことは、いかに学校のカラーとご家庭のカラーを擦り合わせて、読み手(学校の先生)に「なるほど!こういうご家庭にはぜひ我が校に来てもらいたい!」と思っていただける文章にするかということ。
「願書の書き方の手引き」的な本を読んで書いてしまうと、大抵の場合は似通った文章になってしまいます。それでは印象に残りませんね。
願書の指導は、そのご家庭の持つ雰囲気と、お子さんの良いところ、そして校風を擦り合わせながら具体的なアドバイスするようにしています。
さとえ学園小学校受験のご相談もお気軽に!

