[学校訪問記]昭和女子大学附属昭和小学校 入試報告会(2019.11.19)

昭和小学校について

こんにちは。MBキッズカレッジ校長、知育と小学校選びの専門家の青木みのりです。

2019年秋の試験も終わった11月末に、入試結果報告会に行ってまいりました。昭和女子大学附属昭和小学校。三軒茶屋にある女子大附属の小学校。

ここには、こども園(共学)、小学校(共学)、中学高等学校(女子)、大学(女子)・大学院(共学)の他に、ブリティッシュスクールin Tokyo昭和がワンキャンパスの中にあります。

駅からも近い国道246沿いにも関わらず、一歩キャンパスに入るとパッと空が開け、鳥のさえずりが聞こえるのどかさがあります。

宗教はありません。校内調理の完全給食でアフタースクールも完備。

働く母親へのサポートもすごく充実しています。さすが全国女子大の中でも群を抜いた就職率を誇る昭和女子大の附属小学校、女性の社会進出を力強く推進してくださっています。

その中でも驚いたシステムがあります。夜遅くまで働く保護者を持つ子どもたちのために、昭和女子大の学生さんが放課後に子どもをおうちまで送ってくれて、保護者が帰るまで一緒にお留守番をしてくれるという「キャリアママ」制度!!

これは私立小の中でも他に聞いたことがありません。
素晴らしい取り組みだと思います。

来年が学園100周年とのことで、きっと何か大きなイベントがあると思います。

こども園からは内部進学で小学校に進学できます。小学校から中学高校への連絡進路ですが、男子は100%外部受験、女子は80%ほどが上の昭和女子大学附属昭和中学高等学校に進学するとのことです。

女子に対しても「どうぞ他の中学校もたくさん見学してきなさい」と言われるそうです。「たくさん見た中で、昭和中学高等学校を選んでくれたら嬉しいな」というスタンスだとのこと。

もちろん女子が中学受験で外部に出ても「何があっても昭和小学校はあなたの母校ですよ」ということで、いつでも温かく卒業生として迎えてくれます。

気になる入試について

昭和小学校の2019年秋の入試は、3パターンありました。
11月1日(特別入試・第一希望のお子さんが受ける入試)
11月2日(一般入試A)
11月3日(一般入試B)

<特別入試>
いわゆるAO入試です。子どもの集団テスト・親子での活動・親子面接という内容。保護者にも集団面接が課せられます。

子どもの集団テストはいわゆる行動観察・指示行動で、ドミノ並べでした。

指示行動では友達と協力し合う場面が出てきたようですが、そこで指示待ちとなる子よりも、積極的に発言できる子の方が望ましいようです。

一般入試で忘れてはならないのが8月の体験授業。ここには必ず親子で参加することが条件です。

そのほか親子活動。これは親子で協力しあって「伝言ゲームでのお絵かき」という課題だったそうです。

緊張していても、指示をしっかり聞きましょう。親御さんも同じく、ゲームのやり方についてよく説明を聞くことが大切です。

<一般入試>
子どもに対していわゆるペーパーテスト・運動機能・会話・集団活動が出ます。そのほか親御さんは集団面接と個別面接という流れです。

親を含めた面接の場面が複数あるので、本当に「昭和の教育をよく理解していること」を求められているのだなと思います。

一般入試のペーパーテストも、いわゆる難問奇問のパターンは出ません。分野的には数量、計数、言葉、お話の記憶、模写など。

計数や模写などは、面倒くさがらずに丁寧にやれば必ず取れる問題ですので、几帳面でしっかりできる子は試験との相性が良いかと思います。

運動機能はリトミックの要素の入った指示行動で運動機能を見られます。

そのほか常識分野を含む会話テスト(いわゆる口頭試問)。

そして集団活動はお友達とのゲーム遊びを通じて指示が聞けるか、協調制や好奇心、明朗性があるかなどを見られます。

昭和女子大学附属昭和小学校が求めている子ども

昭和小学校はどんなお子さんを求めているのか?ということを校長先生に伺いました。校長先生曰く

「どんな子でもOK!みんな違ってみんないい。ただし1つだけ条件があります」

たった一つの条件・・・?

「それは、”昭和が行おうとしている教育に対して、保護者からの理解と協力が得られるか”ということです」

つまり「親御さんがしっかりと昭和の教育に対して理解し、学校に協力できるか」ということですね。

学校と保護者が同じ方向を向いていけるか。
預けっぱなしはダメ。
学びは親子ともに必要。
親子ともに成長したいという気持ちがあるかどうか。

でもこれ、実は私立小学校を選ぶにあたって一番大切なことなのです。
ここがしっかり合致していれば、6年間3方良しです。

反対に、ここをしっかり見極めていないと、親御さんもモヤモヤ、先生方もモヤモヤ、一番気の毒なのは板ばさみになってしまうお子さんです。

いつもお伝えしていますが、小学校受験はマッチングです。

結婚生活と一緒です。結婚相手を選ぶのに、釣り書きだけで選びませんよね。何度か会って話して、自分とフィーリングが合うかも含めて決めると思います。ある意味、小学校受験も同じです。

入学した時は最高潮です。でも日々の生活で通学が始まると、もしかしたら学校で何か困ったことや心配なことが見えてしまうこともあるかもしれない。

そんな時でも子どもを安心してお委ねできるか。
何か心配事や困ったことがあったら、謙虚に素直に聞く耳を持って相談できるか。
先生や学校に対する厚い信頼感が持てるかどうか。

それをしっかり見極めるためにも学校説明会や見学会には必ず参加しましょう。お子さんがお子さん自身の個性を輝かせ、のびのびと成長できる小学校を探すのです。誰のためでもない、愛するお子さんのためです。

昭和小学校では、2019年も計4回学校説明会がありました。
4月、5月、6月、9月です。
毎回お話のテーマが変わっています。

つまり、毎回参加してお話を聞いて、我が家の考え方や雰囲気にフィットするかを確かめることができる。

つまり控えめに言って「昭和小を希望されるのであれば、必ず毎回参加したほうがいいに決まってます!」

説明会の日程が出次第、優先順位としてはかなり上のスケジュールとして組み込みましょう。

学校はその門戸を開いて、どなたでもウェルカムで情報を開示しているわけです。保護者としてしっかりキャッチアップして「学校と我が家のマッチング」を真剣に考えてくださいね。

繰り返しますが、昭和女子大附属昭和小学校が求めている児童は
「どんなお子さんでもOK!ただし、昭和小学校の教育への理解と協力が不可欠」です。

そして、もし可能であれば、学校を訪問した際にトライしてみてほしいことがあります。それは・・・

植木の植え込みで1人見つけました!

幸せを呼ぶ7人の小人に会えるかな?

昭和祭やお子さんを連れて昭和小学校を訪問した時に、見つけてほしいものがあります。それは「こびと」

昭和といえば、7人のこびと。7人のこびとといえば昭和。
ちなみに、このこびとは毎日出没する場所が違うということをご存知でしたか?

こども園のお散歩や小学校の通学で、こどもたちがこびとを見つけると、その日一日絶対に楽しいじゃないですか。

7人のこびとを見つけると幸せが訪れるんだそうです。
「この学校に入って、こびとさんを7人見つけられるといいね」って、親子で入学を楽しみにできると良いですね。

このこびとたちは、学校の式典があるときには勢揃いしてくれるみたいですよ。

こびとたちと楽しい冒険しながら、お子さんのアタマがよくなる本です。

『4歳,5歳,6歳 小学校の勉強ができる子になる問題集〜バラキングとふしぎなきんかのなぞ〜』