2026年 夏期講習を開催しました!
今年もMBキッズカレッジでは、年長・年中それぞれの夏期講習を実施しました。
当教室の年長クラスの夏期講習は、1日4.5時間、全8日間。授業時間で比較すると、通常の年長総合クラスのおよそ6か月分に相当する、内容の充実した学習期間です。
「夏は受験の天王山」といわれることがありますが、小学校受験においても、夏は子どもたちがさまざまな経験を重ね、大きく成長していく大切な時期です。
幼稚園に通うお子さまは夏休みに入り、普段よりもまとまった時間を取りやすくなります。この時期に、これまで学んできた内容を振り返りながら、一つひとつの分野を丁寧に確認し、秋の入試に向けて力を積み重ねていきます。
また、保育園に通うお子さまにとっても、夏は大切な学びの期間です。
MBキッズカレッジでは、共働きのご家庭にも安心してご参加いただけるよう、夏期講習後もそのままお過ごしいただける、1日お預かり型のコースをご用意しています。
少人数で丁寧に育て、集団の中で力を発揮する練習へ
当教室では、日頃の授業において少人数制を大切にしています。
通常授業では、講師1名に対して生徒3~4名程度を目安とし、一人ひとりの理解度や表情、課題への取り組み方を確認しながら、きめ細かく授業を進めています。
一方、年長の夏は、入試本番を少しずつ意識していく時期でもあります。
そこで夏期講習では、12名程度のお子さまと一緒に授業を行う時間も設けています。
人数が増えた場面でも、先生の話に意識を向けられるか。自分だけに声をかけられていないときにも、指示を自分のこととして受け止められるか。周囲にお友達がいる中で、気持ちを整えて次の活動へ移れるか。
こうした力は、入試だけでなく、小学校に入学してからの集団生活でも大切になります。
普段の少人数授業で基礎を丁寧に育て、夏期講習では、より大きな集団の中でも落ち着いて取り組めるよう練習を重ねる。当教室では、このように段階を踏みながら指導を行っています。
年長Aくんの夏期講習の様子をご紹介します
今年の夏期講習に参加した、年長Aくんの一日をご紹介します。
朝9時、当教室へ元気に登園すると、まずはペーパー学習からスタートします。
夏期講習では、1日20~25枚程度のペーパーに取り組みました。数量、図形、記憶、常識、言語、推理など、秋の入試で問われることの多い分野を、バランスよく学習していきます。もちろん、ただ枚数をこなすことが目的ではありません。
「なぜ、その答えになるのだろう」
「どこで考え方が違っていたのだろう」
「次は、どのように考えるとよいのだろう」
先生の話をよく聞き、自分の頭で考えることを大切にしています。間違えた問題があっても、そのままにせず、考え方を一緒に確認しながら、少しずつ理解を深めていきます。
正解することだけを求めるのではなく、「分からなかったことが分かるようになる」「もう一度考えてみようと思える」といった経験を重ねることを大切にしています。
ペーパーの後は、行動観察・体操・表現・絵画へ
ペーパー学習が終わると、次は行動観察です。行動観察では、お友達と協力して課題に取り組み、自分の考えを伝えたり、相手の話を聞いたりする力を育てます。
言葉で説明すると簡単に聞こえるかもしれませんが、5~6歳のお子さまにとって、自分の気持ちを整えながら周囲と協力することは、とても大きな学びです。
すぐに自分の考えを伝えられるお子さまもいれば、まずは周囲の様子をよく見てから動くお子さまもいます。自分の考えをはっきり伝えられるお子さまもいれば、お友達の気持ちを優先することの多いお子さまもいます。
お友達との関わり方には、一人ひとりの個性が表れます。
その個性を大切にしながら、先生の話を聞くこと、指示や約束を理解すること、自分の考えを相手に分かるように伝えることなどを、経験を通して学んでいきます。
受験体操では、先生の指示をよく聞き、体を動かす練習を行いました。表現活動では創作劇に取り組み、自分がイメージしたことを言葉や動きで表現する経験を積みました。絵画制作では、課題の内容を理解したうえで、自分なりの発想を形にする力を育てます。
さらに、グループで取り組む共同制作など、実際の入試でも見られる活動を取り入れながら、「楽しさ」と「学び」の両方を大切にしたプログラムを実施しました。
共同制作では、お友達と力を合わせて大きな船を作りました。どのような船を作るのかを相談し、それぞれの役割を考え、必要な材料を選びながら、一つの作品を完成させていきます。
制作の途中では、お友達と意見が異なることもあります。そのようなときに、相手の話を聞いたり、自分の気持ちを言葉にしたり、相談しながら進めたりすることも、大切な経験です。
一つの作品をお友達と一緒に完成させた子どもたちの表情からは、大きな喜びと達成感が伝わってきました。
気持ちを切り替える力も大切にしています
夏期講習の一日では、ペーパー、行動観察、体操、表現、絵画、制作など、さまざまな課題に取り組みます。
一つの活動に集中することはもちろん、活動が変わったときに気持ちを切り替え、次の課題へ向かうことも大切な力です。
先ほどまで元気に体を動かしていても、次の時間には椅子に座って先生の話を聞く。制作活動に夢中になっていても、終了の合図があれば手を止めて片づける。こうした経験を日々重ねることで、子どもたちは少しずつ、自分で気持ちを整える方法を身につけていきます。
MBキッズカレッジでは、一日の中にさまざまな活動を組み込むことで、子どもたちが楽しみながらメリハリをつけて取り組めるよう工夫しています。
MBキッズカレッジの「お預かり勉強」
近年は共働きのご家庭が増え、夏休み中のお子さまの過ごし方や、家庭学習の時間をどのように確保するか、悩まれる保護者の方も少なくありません。
当教室では、年長の夏期講習プログラム終了後に、そのまま「お預かり勉強」へ移行できるコースをご用意しています。今年も多くのご家庭にご利用いただきました。
お預かり勉強では、それぞれのご家庭で普段使用している教材やテキストを当教室へお持ちいただき、講師が学習の様子を見ながら進めます。
「家庭では、なかなか集中が続かない」
「夏休み中も、できるだけ学習のリズムを保ちたい」
「家庭で教えていると、つい厳しい言い方になってしまう」
「どこまで手助けすればよいか迷ってしまう」
こうしたお悩みをお持ちの保護者の方にも、ご活用いただいています。
夏期講習から続けてお預かり勉強に参加する子どもたちは、集中できる環境の中で、それぞれのペースに合わせて学習を進めています。ただし、当教室が重視しているのは、単に長い時間、たくさんの課題に取り組むことではありません。
お子さまの集中力や理解度、疲れの表れ方には個人差があります。その日の様子を確認しながら、適切に休憩を取り、無理のない形で学習を続けられるようにしています。
お預かりの時間には、机に向かう学習だけでなく、子どもたちが楽しみながら取り組める活動も用意しています。
ある日の行動観察では、八百屋さんと魚屋さんで販売する品物を子どもたちが手作りし、お店屋さんごっこを行いました。
「いらっしゃいませ!」
「今日はタコとイカがおすすめです!」
「ありがとうございました!」
元気な声が教室いっぱいに響き、売る人と買う人、それぞれの役を楽しみながら活動していました。
品物を作る、役割を決める、相手に伝わるように話す、やり取りを楽しむ。遊びの中にも、言葉や数量、生活常識、コミュニケーションなど、さまざまな学びがあります。
本来、知らなかったことが分かることや、できなかったことができるようになることは、子どもにとってうれしい経験です。
集中しやすい環境と、その子に合った声かけがあれば、子どもたちは私たち大人が想像する以上の力を見せてくれることがあります。


夏期講習を越えて見られた、子どもたちの成長
夏期講習の初日には、普段より長い学習時間や、いつもとは異なる集団での活動に、少し戸惑う様子を見せるお子さまもいらっしゃいました。
しかし、日を重ねる中で、
「最後まで落ち着いて取り組める時間が増えた」
「先生の話に意識を向けられるようになった」
「自分から発表しようとする場面が増えた」
「難しい問題にも、まずは考えてみようとするようになった」
といった変化が、少しずつ見られるようになりました。
もちろん、成長の表れ方やスピードは一人ひとり異なります。すぐに目に見える変化が現れるお子さまもいれば、経験を心の中に蓄え、少し時間がたってから自信として表れるお子さまもいます。
大切なのは、ほかのお子さまと比べることではなく、その子自身がこれまで難しいと感じていたことに挑戦し、「できた」「少し分かった」という経験を重ねていくことです。
学力だけでなく、学ぶ姿勢や最後まで取り組もうとする気持ち、自分を信じる力を育てていくことに、夏期講習の大きな価値があると、私たちは考えています。
来年、再来年に受験を迎える保護者の皆さまへ
現在、年少・年中のお子さまは、来年、再来年の受験に向けた大切な時期を迎えます。年長の夏は、年少・年中の時に身につけてきた力を振り返り、さまざまな課題を通して、総合的な力へとつなげていく時期です。
そのため、年長になってから一度に多くのことへ取り組むのではなく、年少・年中のうちから、生活の中で少しずつ学ぶ習慣や、話を聞く姿勢、考える楽しさを育てておくことが大切です。
数や言葉、図形、記憶、生活常識などの基礎分野は、日々の経験と学習の積み重ねによって身についていきます。また、落ち着いて先生の話を聞くこと、指示を理解して行動すること、最後まで課題に取り組むこと、お友達と気持ちよく関わることも、毎日の生活やさまざまな活動の中で少しずつ育まれます。
MBキッズカレッジでは、一人ひとりに合わせた声かけと指導を積み重ねながら、「分かった」「できた」「もう一度やってみたい」という経験を増やし、自信を持って受験期を迎えられるよう支えていきます。
今年の夏も、子どもたちの真剣な表情や笑顔、そして「できた!」といううれしそうな声を、たくさん見ることができました。この夏に積み重ねた一つひとつの経験が、これから迎える入試だけでなく、その先の小学校生活にもつながっていくことを願っています。
現在、当教室では、年中のお子さま・年少のお子さまを対象とした体験説明会を実施しています。
体験説明会では、教室の雰囲気や授業の進め方をご覧いただくとともに、お子さまの現在のご様子や、これから伸ばしていきたい力についてもお話しします。
小学校受験を始める時期や、ご家庭での取り組み方に迷われている方も、まずはお子さまの様子を知る機会として、どうぞお気軽にお越しください。


