[1歳児クラス]母子分離の山場を越えて

今年11月に3保幼稚園のお試験を控えて、まず最初にやってくるのは母子分離のハードル。

最初からすんなりと落ち着いて分離できるお子さんもいらっしゃいますが、激しく泣いてしまう子もいます。母子分離が克服できていても、ちょっと長い休みが明けた最初の登園日から、急に泣いてしまったりすることがあります。

お子さんに泣かれると、お母様にとっても辛い別れとなりますよね。

母子分離を成功させるコツは、お母様と離れても「必ずお母さんは笑顔で迎えに来てくれる」という経験をお子様に積ませること。

分離の時は泣いていても、たいていの場合、子どもはお教室でお友達と楽しく遊んだり歌ったり工作をしたりすることで気持ちの切り替えが付きます。そして決まった時間になったら必ずお母様は迎えに来てくれる。その経験を何回か積むことで、お子さんは安心してお母様と離れることができるのです。

母子分離が難しくなる要因No1は、分離時に子どもが泣くとお母様が動揺してしまうこと。「こんなに泣いているのに、分離するなんて切ない」というお母様の心の動きを、お子さんは敏感に読み取ります。

そうすると、お子さんはもっと泣きます。泣くことでお母様の関心を引いて、もしかしたら連れて帰ってくれるかもしれないと期待するからですね。とても健気で一生懸命ですね。

私達は泣いているお子さんに寄り添いながら、「お母さんと離れるのが嫌だ」「もっとお家で過ごしていたい」などの子どもの気持ちを言葉で言えるように、落ち着いて対応します。泣くことで周りの人に要求を通すのではなく、子どもなりの言葉で自分の気持ちを伝えるすべと機会を与えます。

自分の気持ちを言語化できれば、子どもは自然に落ち着きます。泣くという手段ではなく、言葉できちんとお話することで周りの人は分かってくれるということを学ぶからです。そして私達は子どもの気持ちに共感して励まします。「必ずお母様は迎えに来て下さるからね、安心してね」と。

そうやって母子分離に慣れること。11月のお試験に向けて十分な準備をするためにも、母子分離は遅くとも3月までには克服したい重要項目です。

泣いていると工作の時間も何もできないし、歌だって歌えない。お弁当だってのどを通りません。豊洲めぐみの試験に向けても、子どもの自立や自律は最重要克服ポイントです。

お母様と離れても、必ずお母さんは迎えに来てくれる。それまで、お友達や先生と楽しく頑張ろう!と思えたら

お子さんにとって成長の階段を一つ登ったことになります。自立と自律の階段を上るということです。

でもでも、どうしても、泣く子をおいて預けるなんてできない!というお母様もいると思います。

その場合は無理して3保を目指すのではなく、ゆっくり2保を目指すという道もあります。それはそれで立派な選択肢です。